その他、部会の中でいただいた、主なご意見を掲載します。
連続立体交差事業について ・鉄道の高架化は品川駅より人を呼び込むチャンスとなる。 ・高架下利用や旧東海道入口の設えなど、京急と協力してまちのためになることを地元として声をあげていく必要がある。 ・北品川駅周辺が活力ある街になることで、京急北品川駅の乗降客も増加し、京急がこの街づくりに協力したくなるような環境をつくることも大切。
連続立体交差事業に伴う駅周辺の整備について ・北品川駅の旧東海道側へ出入口を設け、人の流れをつくり、駅を降りた乗降客が旧東海道に行きたくなるような装置や仕掛けを作る必要がある。 ・旧東海道では、自動車の通過交通を極力抑制し、観光客が歩いて楽しめるまちにしたい。 ・旧東海道の道幅、起伏、線形の保全が重要である。北品川駅前の広場空間については、必要性も含め検討が必要と考える。 ・旧東海道品川宿を売りにした観光をするためには、駅出口周辺が住宅のみでは人が降りない。大きさは別として、駅と旧東海道をつなげる溜り空間は必要と考える。 ・旧東海道品川宿を活き活きとさせるには視覚的な印象も必要。例えば、新宿のように東宝とコラボすることによって、品川宿の入口となる部分や駅前にゴジラを誘致することも考えたい。 ・観光振興の面から、駅名や出入口名称を工夫する視点もあるのではないか。 ・高架化される旧東海道入口に大型バス停車場や観光案内所等を設け、観光客を呼込みたい。 ・高架下には、地域コミュニティや賑わい創出のための場として、楽間や劇場・アーティスト(ものづくり)が使えるスペースを設けたい。 ・廃線となる現京急八ツ山橋線路敷を石畳の歩行者空間にして、品川駅から人の流れを作れると良いのではないか。 ・京急の八ツ山鉄橋については保全・活用していきたい。
鉄道高架とあわせた周辺のまちづくりについて ・旧東海道品川宿の入口で人の流れを作り、更に先まで伸ばしていきたい。 ・旧東海道品川宿の入口から100m程度の旧東海道沿いは2~3階建ての建物として、品川宿に相応しい統一感のある街並みを整えていきたい。 ・再開発と合わせて考えることで、広場・公園の整備や、街並みの整備ができる。 ・開発を行う地域と、保全を中心に考える地域との連動性や調整をどう考えるのかが大切。夜の行燈の灯はとても情緒がある。 ・北品川駅から天王洲方面への人の動線を考えると、青物横丁と品川シーサイドの関係に近くなり、人も流れる。水上交通の活用や水上交通乗換駅としての北品川駅の活用も考えられる。 ・観光振興のため、土蔵相模や品川宿本陣等の地域資源を復元したい。 ・品川歴史館のような、地域の歴史文化を伝えられる施設を誘致できるとよい。 ・地域の寺社に、季節毎の花の植栽を設け、一年を通じて観光客が訪れるようにしたい。 ・外国人観光客向けのゲストハウス・旅籠を整備し、品川宿を宿のまちにしたい。
以上が、旧東部会での要望取りまとめの過程で出された、おもなご意見です。