平成26年度 通常総会が開催されました。
平成26年5月23日、品川第一地域センターにて、平成26年度通常総会が開催されました。
始めに、当協議会の荒井会長より、「昨年度は、品川浦周辺での勉強会支援や水辺や旧東海道のあり方を検討部会にて検討してきましたが、今年度は品川区のご協力を仰ぎながら、当会にて定めた“品川駅南地域まちづくり構想”を、より具体的に進めていくための議論を重ねて参りますので、皆様のより一層のご協力をお願いいたします。」とのご挨拶がありました。 続いて、ご来賓の品川区都市環境事業部の藤田事業部長、溝口都市開発課長がご紹介され、藤田事業部長より、「品川区は、品川駅南推進協よりご提案いただいた基本構想をもとに、品川区の考えを盛り込んだ“品川駅南地域まちづくりビジョン”を6月に公表します。目指すべき当地域の将来像として「品川の歴史・伝統と魅力ある水辺に出会う、拠点性と文化性を兼ね備えた国際交流都市」を地元の皆様とご一緒に実現して参りたい。」とご挨拶いただきました。
ご挨拶する 品川区 藤田事業部長
その後、金子副会長が議長となり議案審議に移りました。 当日の議案は、次の通りです。
第1号議案 平成25年度事業報告 及び 平成25年度収支決算報告
第2号議案 役員改選について
第3号議案 平成26年度事業計画について
第4号議案 平成26年度収支予算について
尚、第3号議案にある 今年度の事業計画の内容は、
1.まちづくり構想の実現に向けた取り組みを、引き続き行います。
・地域内の具体的なプロジェクトとして、重点整備地域のまちづくり実現に向けた支援を行うとともに、歴史と賑わいの都市軸における旧東海道周辺のまちづくりの検討を行います。また、将来にわたってまちづく りを行える仕組みづくりの検討を行います。
2.品川区と協働してまちづくりを進めていきます。
・地元として品川区と協働しまちづくりを進めるとともに、地元活動の支援を行うなか出される、まちづくりにおける地元の声を伝えていきます。
3.まちづくりの気運を高めるための活動を行います。
・地域の開発動向や情報の収集及び対応を行い、会員のみならず広く情報発信を行い、地元組織と連携しながらまちづくりを進め、地域のまちづくり気運を高めていきます。
としており、構想実現のため、品川区とも協働しながら具体的な取り組みを行っていき、その中で広報活動へも積極的な取り組みを行っていくこととしています。
以上の議案は、ご出席いただいた会員の皆様にご承認いただき、通常総会は終了いたしました。
(役員については、今年度についても現行役員を現行役職のまま再任することとなりました。)
第12回 役員会が開催されました。
通常総会に先立つ平成26年5月16日に、第一地域センターにて役員会が開催されました。 役員会では、通常総会の議案内容について協議されるとともに、昨年度の部会及び勉強会での活動報告が行われました。また、品川区の担当者より、品川区が策定する“品川駅南地域まちづくりビジョン”についてご説明いただきました。
これら協議の中、役員の方々より「協議会の発足から3年半が経つ中、もう少し具体的な成果が見えてこないといけないのでは?」 という意見が出され、事務局より品川浦・北品川駅周辺のまちづくりを進めるため、品川区には関係先との協議を継続していただいていること、長いスパンでまちづくりを考えるため、すぐには成果があがらないが、より活動をご理解いただくため、広報に力を入れていくとともに、少しでも早く成果がでるよう一層の努力をしていくと回答がありました。
“品川駅南地域 まちづくりビジョン”が公表されました。
品川区は、6月1日発行の広報“しながわ”1916号 及び ホームページにて、“品川駅南地域まちづくりビジョン”を発表しました。 当ビジョンは平成23年5月に、当推進協議会が品川区へ提案しました「品川駅南地域まちづくり構想」を基本として、品川区の考え方を盛り込んで策定されたものです。
当該ビジョンでは、品川駅南地域約92haの将来像や、その実現に向けた整備の方向性について示し、今後まちづくりに携わる者の共通指針として、地域全体の一体的なまちづくりの推進や更なる地域価値の向上を目的に策定されたものです。
ビジョンの全編は、品川区のホームページより取得することができますので、是非一度目を通していただきたいと思います。 (品川区ホームページ: http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/)
ビジョンの公表を受け、推進協議会としては“まちづくり構想”に基づき、当面は北品川駅や品川浦周辺の「品川駅南地域中心拠点」及び「歴史と賑わいの都市軸(旧東海道)」とその周辺を中心としたまちづくりについて、部会での検討や勉強会支援を通じて継続して取り組んで参ります。