まちづくりニュース

まちづくり通信 第16号

2015年11月16日

京急立交化に向けたまちづくり検討 

東京都が、京浜急行電鉄の連続立体交差事業(品川~北品川駅付近)の調査・検討に入ったことを受け、推進協議会では、「歴史と賑わいの都市軸周辺 まちづくり検討部会(旧東部会)」において、連続立体交差事業に伴うまちづくりについて検討し、この度、品川区へ向けた提案を取りまとめました。                    推進協議会としては、連続立体交差事業は、京急線の“開かずの踏切解消”に向けた取り組みとして理解し、地元のためにも早期の実現を期待したいと考えています。                                                  また、この立体交差事業は、品川駅南地域のまちづくりを進める上での契機としてとらえ、立体交差事業と歩調を合わせながら、まちづくりを具体的に進めていきたいと考えています。                                      

現在の所、調査・検討が始まったところであり、具体的な計画内容は明らかにされていませんが、今後、計画内容が明らかになった際には、その計画内容をふまえ、更に検討を行い、具体的な提案を行ってまいり ます。                                                                              

 

京急立交化に伴う要望の内容

旧東部会にて取りまとめられた要望は、次の通りです。この内容は、推進協議会第16回役員会にて協議・承認され、品川区へ提案されました。(今回の検討では焦点を絞るため、路線の高架化・ほぼ同位置の線路線形を仮の前提として検討していますが、決定されている訳ではありません。)

= 京浜急行電鉄連続立体交差事業に伴う要望 =  

品川駅南地域の未来を創る推進協議会では、連続立体交差事業に伴うまちづくりについて、次の通り要望致します。                                                                                   ①北品川駅の再整備                                                                    連続立体交差事業後にも駅機能を継続するとともに、誰もが利用しやすい安全で快適な駅施設としての再整備と旧東海道側の駅出入口の新設、東西自由通路の整備。                                      (例)・駅ホームの拡幅とホームドア設置 ・駅施設のバリアフリー化 ・駅東口の設置 ・東西自由通路等、      地元住民の交流の場の提供                                                                                 ②地域の歴史性や景観を踏まえた駅舎・高架構造物の整備                                                   旧東海道品川宿の歴史性や、旧東海道の街並み・景観をはじめとする地域資源を踏まえ、旧東海道への玄関口としてふさわしい駅舎・高架構造物の整備。                                                 (例) ・旧東海道の歴史・文化に配慮した駅舎のデザイン ・旧東海道からの眺望に配慮した高架側面の設えと橋脚の位置                                                                              ③地域の活性化に向けた高架下空間の積極的な利用                                        地域の賑わい創出や観光振興、コミュニティ育成等に資する高架下空間の積極的な利用。                              (例) ・地域コミュニティや賑わい創出の為の地元への優先利用 ・駅前空間と一体となったにぎわい空間としての利用                                                                    ④品川駅方面からの歩行者環境の充実                                                連続立体交差事業とあわせて、品川駅から旧東海道に至る歩行者環境の充実。                                   (例) ・品川駅西口・東口からの歩行者動線整備 ・八ツ山鉄橋の保全・活用、鉄道敷跡地の活用                            ⑤関連側道のあり方についての検討                                                      地域性や将来のまちづくりの方向性を踏まえた関連側道のあり方についての検討。                           (例) ・防災性を視野に入れた検討                                                    ⑥まちづくりの推進                                                               連続立体交差事業とあわせて、駅と旧東海道を繋ぐ広場空間の創出や街並み形成、地域の歴史的資源の復元等に向けたまちづくりの更なる推進。                                                  (例) ・リニア新幹線南口の開設 ・旧東海道への通過交通の抑制と、地域の回遊性を重視した歩行者中心のまちの形成  ・品川宿観光の拠点としての駅前・旧東海道入口の利用 ・旧東海道沿いにおける歴史・文化に配慮した街並み形成 ・土蔵相模など歴史的建造物の復元や、宿場町としての機能の充実                   ・水辺(品川浦)へのアクセス性の向上 ・鉄道事業者と連携したまちづくり ・公有地を活用したまちづくりの積極的な展開

まちづくり要望書を提出しました。                                                                  平成27年11月10日、金子会長と副会長3名にて濱野品川区長を訪問し、推進協議会にて取りまとめた“まちづくり要望書”を提案いたしました。                                                               その後、意見の交換が行われ、旧東海道の道幅保存の重要さや未使用桟橋活用による舟運事業への展開など、まちづくりを進めるの中での検討課題について、意見が交わされました。