まちづくりニュース

まちづくりニュース 第18号

2020年9月17日

1. 会 員 の 皆 様 へ

初秋の候、会員の皆さまには、ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。

今年は、新型コロナウィルスの感染拡大により、様々な場面で影響を受けて参りました。
推進協議会の今年度総会も、去る8月3日に至って、開催できた状況です。一日でも早く、
コロナウィルスの脅威から解放されたいものです。
このように、今年度の活動は、既に半年を棒に振ってしまったような状態ではありますが、
これより残りの期間で、少しでもその遅れを挽回すべく、活動に取り組んで参りたいと
思いますので、ご協力をお願いいたします。

2020年 秋      品川駅南地域の未来を創る推進協議会
会長 金子 正秀

2. コロナ禍のもとでの活動について

緊急事態宣言の解除、感染対策と経済との両立という政府方針を受け、一時中断していた活動を再開していますが、依然、感染の脅威が去ったわけではありません。

そこで、推進協議会としては、次の感染予防対策を講じ、活動を進めていくこととしました。

・3密の回避 ・入場時の検温、手の消毒
・会場の換気 ・マスクの着用 ・備品の除菌
・学校形式(又は少人数)による会議開催

会員の皆様にもお願いです。

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会議等へのご参加時には、必ずマスク着用、熱がある場合の参加見送りをお願いいたします。

 

3. 2020年度 通常総会報告

2020年8月3日(月)19時~ 品川第一地域センターにて、2020年度通常総会が開催されました。

今回は、新型コロナウィルス感染症予防対策として、会場への出席、議決権行使書の提出という、2通りの方法により開催することとしました。

当日は、28名の出席者、20名の議決権行使書の提出により開催されました。

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始めに、昨年行われたエリアマネジメント活動の報告を、委託先の㈱UG都市建築 青木氏から報告されました。

【報告内容の概要】

  • 当地区を取り巻く環境の変化
  • 土地利用の観点からの当地区の現況整理
  • 当地区におけるエリアマネジメントの課題整理
  • 旧東海道を軸とした、人を集めるための取り組み・その取り組みを糧に、全区域へまちづくりを波及することの必要性
  • 2020年度活動として、安全安心賑わい、拠点整備の側面から調査研究を行う。

報告に対し、京急線の立体交差や駅前広場計画に対し、エリアマネジメントとして取り組まないのかとご質問があり、コンサルタントより、今後の検討に含めていくとの回答がありました。

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引き続き、大塚副会長が議長となり、議案審議に移りました。

【議案内容】
1号議案:2019年度 事業報告及び決算報告
2号議案:2020年度 事業計画について
3号議案:2020年度 収支予算について

各議案説明の後、それぞれに対し賛否の採決が行われましたが、1号議案から3号議案まで、全ての議案において、議決権行使書の結果と併せ48名の賛成により、可決されました。

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ただ、1号議案の審議にあたり、会員から、品川駅南地域の周辺では、品川浦の再開発や品川駅周辺の再開発など、多くの再開発の動きがあるが、それらに対し、推進協議会としては、どのような活動・対応をしていくのかとのご質問があり、事務局より、それらの動きについて情報を収集し、まちづくりニュースやホームページ、又は役員会や説明会などを通じて、会員の皆さんと共有・理解し、その動きを受けた92haのまちづくりを考えていきたいと回答がありました。

以上をもって、2020年度通常総会は、終了いたしました。

4.京浜急行本線の連続立体交差事業の着手が東京都から発表されました。

2020年4月1日、東京都より京急本線の連立事業への着手(事業認可)が発表されました。品川区の駅前広場計画も、同日に事業認可されていますので、旧東海道の入口付近では、今後、動きがでてきそうです。

東京都及び品川区は、事業認可を受けて、今年夏頃に補償説明会を開催する予定でしたが、
新型コロナウィルスへの感染防止の影響で、説明会は中止となっています。
駅前広場に関しては、品川区は、今後、具体的な計画が進む中で、改めて説明会の開催を検討するということです。

東京都の発表によると、京急線の立体交差化事業の
・ 事業期間は、令和2年度(2020年度)~令和11年度(2029年度)
・ 事業費 1,247億円       ということです。

立交化